【ガレット・デ・ロワ】いつ食べる?ひとりの楽しみ方も紹介

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【ガレット・デ・ロワ】いつ食べる?ひとりの楽しみ方も紹介

最近、SNSや店頭で「ガレット・デ・ロワ」という美しいお菓子を見かけることが増えましたね。

王冠をかぶったような見た目と、切り分けられた時に誰かに「フェーブ」が当たるという楽しい遊び心から、気になっている方も多いのではないでしょうか?

  • いつ食べるものなの?
  • どんな意味があるの?
  • 一人で楽しんでもいいの?

せっかくなら、ガレット・デ・ロワの伝統やルールをきちんと知ってから楽しみたいですよね。

もちろん、純粋に美味しいパイ菓子として、いつでも、一人でも楽しんでいただいても全く問題ありません!

この記事は、「今年こそ、ガレット・デ・ロワを体験したい」という初心者の方や「伝統の味を、一人でゆっくり堪能したい」という方に向けて、ガレット・デ・ロワの楽しみ方などの基礎知識をまるごと分かりやすく解説します。

伝統的な「王様決め」の背景にある「幸福を分かち合う」というメッセージを感じながら、今年はぜひ「ガレット・デ・ロワ」の文化と美味しさを堪能してみませんか?

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目次

ガレット・デ・ロワはいつ食べるの?

ガレット・デ・ロワは、もともと古くからフランスの「公現祭(こうげんさい)」の時期に食べられているお菓子です。

現代のフランスや日本においては、食べられる期間は少し幅広くなっています。

正式には1月6日「公現祭」に食べる

ガレット・デ・ロワを食べる正式な日は、毎年1月6日の「公現祭」です。

公現祭とは

キリスト教の祝日の一つ。

新約聖書において、東方からやってきた三博士(三賢者)が、星に導かれて幼子イエス・キリストの居場所を知り、礼拝し、贈り物を捧げた出来事を記念する日です。

フランスでは、1月6日に家族や友人が集まり、パイの中に入った小さな陶器の飾り「フェーブ」を引き当てた人を、その日の王様(または女王様)として祝福するという、伝統的な新年行事になっています。

フランスでは1月中ならいつでもOK

ガレット・デ・ロワを食べる期間は正式な日は1月6日ですが、現代のフランスにおいては、1月中ならいつでも楽しむようになっています。

実際には、1月中の週末や公現祭の後の最初の日曜日など、人が集まりやすい日程を選ぶことが一般的です。

特に仕事始めや学校の再開後に、職場の同僚やクラスメイトと集まって楽しむことが、フランスの冬の風物詩になっています。

伝統を守りつつも、現代のライフスタイルに合わせて柔軟にお祝いを楽しんでいるようです。

日本では12月下旬〜1月上旬が販売のピーク

日本のパティスリーやブーランジェリー(パン屋)では、クリスマスが終わった12月下旬から1月上旬頃をピークとして、ガレット・デ・ロワが店頭に並ぶことが多いようです。

日本でもフランスの伝統文化への関心が高まり需要が増えたことで、人気の有名店やパティスリーのものは、1月6日を待たずに完売してしまうことも少なくありません。

確実に手に入れたい場合は、早めに予約をするか、販売開始のタイミングをチェックしておくことをおすすめします。

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ガレット・デ・ロワの歴史と意味

「ガレット・デ・ロワ」という名称と遊び方には、深い歴史と文化的な意味が込められています。

「王様のガレット」という意味

「ガレット・デ・ロワ(Galette des Rois)」は、フランス語で「王様たちのガレット」という意味です。

ガレット(Galette)

円盤状の平たいお菓子や料理を指します。

ロワ(Rois)

「王様たち」を意味し、キリスト教の公現祭において、幼子イエスを礼拝しに来た東方の三博士(三賢王)を指しています。

ガレット・デ・ロワという名称は、公現祭という宗教的な行事と、お菓子を切り分ける時に「誰が王様になるか」を決める伝統的な遊びの起源に深く関わっています。

フランスの新年行事

ガレット・デ・ロワは、フランスにおいて新年を祝う最も大切な行事の一つ。

家族や親戚が集まるだけでなく、企業や学校、友人同士の集まりでも食べられています。

「みんなで集まって幸運を分かち合う」という役割を担い、コミュニティの結びつきを強めているのです。

誰が最初に1年の幸運を掴むかというワクワク感と、王様になった人への祝福を通して、新しい年を明るく迎えるための重要な文化となっています。

「王様」を決める伝統的な遊びの起源

ガレット・デ・ロワの醍醐味は、中に隠された「フェーブ(fève)」を誰が引き当てるかという伝統的な遊びにあります。

フェーブは、フランス語で「そら豆」を意味し、かつては実際にそら豆が使われていました。

「王様」を決める遊びは、古代ローマ時代の農耕神を祝う「サトゥルナリア祭」に由来があるとされています。

サトゥルナリア祭の風習

古代ローマで12月に行われた、農業の神「サトゥルヌス」を祝う祭りです。

そら豆を入れたケーキを用いて、当たりを引いた者が一日だけ「王様」となり、宴を主催する風習がありました。

キリスト教が普及するにつれて、この古代の習慣が公現祭と結びつき、ガレット・デ・ロワの中にフェーブを隠して「王様」を選ぶ伝統的な遊びへと形を変えました。

フェーブを引き当てた人は、その日一日の王様(または女王様)として、紙製の王冠をかぶり、みんなから祝福を受けます。

フェーブってなに?

ガレット・デ・ロワを特別なものにしているのが、お菓子の中に隠された小さな陶器の人形「フェーブ(Fève)」です。

サイズは数センチメートル程度の非常に小さな飾りで、ガレット・デ・ロワを切り分けた時に、自分のピースにフェーブが入っていた人が、その日一日の「王様(または女王様)」となります。

フランス本国では、フェーブはケーキの中に焼き込まれた状態で販売されます。

日本では、小さな陶器を誤って飲み込んでしまうことへの安全性への配慮から、ほとんどの店舗で、「別添え(後入れ)」が主流となっています。

フェーブは、その愛らしいデザインや多彩な種類から、世界中にコレクターが存在するほどの人気アイテムです。

毎年、パティスリーやブーランジェリー(パン屋)がオリジナルのフェーブを作成するため、その年の流行やテーマに沿ったデザインのものが数多く登場し、コレクターを魅了しています。

ガレット・デ・ロワの魅力

ガレット・デ・ロワの魅力は、何層にも重なったサクサクのパイ生地と、中から現れる香り豊かなクリームの組み合わせにあります。

ここでは、伝統的な「クラシック」の魅力と、現代的なアレンジについてご紹介します。

伝統的なクラシック

ガレット・デ・ロワの最も伝統的で一般的な形である「クラシック」は、「フィユタージュ(feuilletege)」と呼ばれる折りパイ生地の中に、濃厚なアーモンドクリームを詰めて焼き上げたものです。

フィユタージュは、バターを生地に折り込んで、何層にも重ねることで作られます。

焼き上がると、バターの香ばしい風味とともに、パリパリ、サクサクとした軽い食感を生み出します。

このパイ生地の軽快さと、中心部のしっとりとしたクリームとのコントラストこそが、クラシックなガレット・デ・ロワの最大の魅力です。

中身のアーモンドクリームの香ばしさ

パイ生地の中に詰められているのは、主に「フランジパンヌ(frangipane)」と呼ばれるコクのあるクリームです。

アーモンドパウダーを主成分に、バター、卵、砂糖、そして風味付けにラム酒などを加えて作られます。

フランジパンヌは、焼くことでナッツの香りが立ち、パイ生地のバターの風味と一体となって、口の中に豊かな香ばしさが広がります。

クリームの甘さと、パイの塩気と食感のバランスが、ガレット・デ・ロワの美味しさの核です。

素朴ながらも深みのある味わいは、紅茶やコーヒーはもちろん、温かいシードルや白ワインとも相性が良いとされています。

表面の模様と生地の食感

ガレット・デ・ロワの特徴的な見た目を形作っているのが、表面に描かれた美しい模様(飾り包丁)です。

伝統的には、太陽の光を象徴する「太陽(rayons)」や、小麦の穂を象徴する「麦の穂(épi)」、王冠や月桂樹の葉をイメージした「葉っぱ(feuille)」など、縁起の良いデザインがナイフで描かれます。

この模様は、見た目の美しさだけでなく、焼成中にパイが均一に膨らむように、また生地の中の蒸気を逃がすための役割も担っています。

この職人技の模様が、黄金色に焼き上がったパイ生地の上でキラキラと輝き、新年の特別なムードを盛り上げてくれます。

ショコラ・ピスタチオなど現代アレンジ

現代のパティスリーでは、様々なアレンジが施されたガレット・デ・ロワも人気を集めています。

例えば、アーモンドクリームにショコラを加えたり、色鮮やかなピスタチオのクリームを使ったり、旬のフルーツを使ったリンゴや洋ナシのコンポートを忍ばせたりするものもあります。

フランス南部のプロヴァンス地方では、イーストを使ったパン生地にドライフルーツや砂糖漬けのフルーツを乗せた「ブリオッシュ・デ・ロワ」という、ドーナツ状の異なるタイプも存在します。

初めての方はクラシックから試すのがおすすめですが、もし好みのパティスリーで気になるアレンジを見つけたら、食べ比べをしてみるのも楽しい挑戦です。

ガレット・デ・ロワの食べ方

ガレット・デ・ロワは、伝統的な食べ方のルールを知ることで、より文化を深く体験できます。

そして、もちろん一人でも、その美味しさを楽しめます。

伝統的な食べ方のルール

ガレット・デ・ロワの伝統的な食べ方には、公平性を保つためのユニークなルールがあります。

ガレット・デ・ロワを切り分ける際、参加者の人数分に加えて、「貧しい者(神様)の分」として1ピース多く切り分ける習慣がありました。

余分なピースには、その日いられなかった人や困っている人に捧げるという意味が込められています。

切り分けたピースは、一番年下の子どもがテーブルの下に隠れたり、目隠しをしたりして、どのピースを誰に配るかをランダムに指定します。

これは、大人による意図的な操作を防ぎ、フェーブの当たりが入ったピースを公平に配るためのルールとして根付いています。

1人でも楽しめる小さめサイズもある

最近では、一人暮らしの方や試しに食べてみたいという方のために、1人用の小さなサイズ(直径10cm程度)や、最初からカットされているカットピースが販売されています。

1人用サイズであれば、幸運を独り占めして、クラシックな味わいをゆっくりと堪能できます。

カットピースは、それぞれが違うお店の味を楽しむ「食べ比べ」にも便利です。

ホールサイズを購入した場合は、食べやすい大きさにカットして冷凍保存しておけば、毎日のおやつに少しずつ楽しめます。

SNS映えする盛り付けの工夫

ガレット・デ・ロワは、その美しい模様と黄金色から写真映えするお菓子です。

SNSに投稿する際には、切り方や盛り付けを工夫して、より魅力的な写真を演出しましょう。

切り方

ガレット・デ・ロワの魅力は、なんといっても手作業の飾り切り模様の美しさ。

切る前に、まずは一枚写真に収めておきましょう。

切るときはパイ生地が崩れないように、あまりギコギコせず、長い包丁で一気にスッと切るのがコツです。

盛り付け

お皿に盛り付けるときは、粉砂糖を軽く振りかけたり、周りにフルーツやミントの葉を添えたりすると、色彩豊かになります。

フェーブや王冠を添えると、一人でも「王様気分」を味わっている様子を演出できます。

温かい紅茶やコーヒー、フランスらしくシードル(りんごの発泡酒)などを一緒に移すと、より雰囲気が出ますよ。

ガレット・デ・ロワは日持ちする?

一人で楽しむ場合、一度に食べきれないことも多いでしょう。

ここでは、美味しく楽しむための保存方法やリベイクのコツをお伝えします。

冷蔵なら1〜2日、冷凍なら1週間が目安

ガレット・デ・ロワは、バターをたっぷり使った折りパイ生地とアーモンドクリームのため、常温での保存には向きません。

購入後は、すぐに冷蔵または冷凍保存することが大切です。

冷蔵保存

乾燥を防ぐためにラップでしっかり包む。

風味と食感の良さを保つため、1〜2日以内に食べきるのがおすすめです。

冷凍保存

食べやすいサイズにカットし、一切れずつラップに包んでから、フリーザーバックなどに入れて密閉して保存しましょう。

保存期間は、約1週間〜10日程度が目安です。

冷凍したガレット・デ・ロワを食べる際は、冷蔵庫に移してゆっくりと解凍するのが、風味を保つためのベストな方法です。

サクサク食感を復活させるリベイクのコツ

ガレット・デ・ロワは、冷めるとパイ生地のサクサク感が失われ、しっとりとした食感に変わりますが、リベイク(温め直し)をすることで、焼きたての美味しさを復活させることができます。

冷凍保存したものを食べる際は、リベイクがおすすめです。

STEP
オーブンまたはトースターを予熱する

トースターなら160〜180°C、オーブンなら150°C程度に温めます。

STEP
アルミホイルをかぶせて加熱する

焦げ付きを防ぐため、アルミホイルを軽くかぶせて、3〜5分程度加熱します。

中のクリームが温まり、パイ生地がサクサクになればOKです。

温めることで、再びバターの香りも立ち上がり、焼きたての風味を楽しむことができ、一人でも毎日焼きたての美味しさを楽しめます。

パイの中にフェーブが残った状態で、電子レンジ加熱は絶対に避けてください。

フェーブは陶器でできているため、電子レンジで加熱すると、火花が散ったり、フェーブが非常に熱くなって取り出す際に火傷をする危険があります。

フェーブが残った状態でリベイクを行う際は、必ずオーブンまたはトースターを使用してください。

ガレット・デ・ロワのお取り寄せ方法

三越伊勢丹オンラインストア・通販公式
引用:三越伊勢丹オンラインストア公式

ガレット・デ・ロワは、お正月を過ぎた時期の限定商品なので、確実に入手するためには「お取り寄せ(通販)」が便利です。

一人で少しずつ楽しみたい方は、ホールサイズだけでなく、冷凍可能なカットピースや一人用の小径サイズを探すのがおすすめ。

人気商品は予約の時点で早期に完売することが多いため、12月に入ったらすぐにチェックしましょう。

百貨店・パティスリーなどで取り寄せ可能

ガレット・デ・ロワは、主に以下の場所で販売・取り寄せが可能です。

百貨店のオンラインストア

有名パティスリーのものが一堂に会していることが多く、「ガレット・デ・ロワ」「エピファニー」などのキーワードで各百貨店のサイト内検索をかけると、最新の取り扱い状況を確認できます。

三越伊勢丹オンラインストアで探す

大丸松坂屋オンラインストアで探す

専門店のオンラインストア

個人の人気パティスリーやブーランジェリー(パン屋)が、限定数で自店のオンラインストアから直接販売していることがあります。

パティスリーメゾンドゥース公式サイトを見る

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